そもそも役員運転手ってどんな仕事？
そもそも役員運転手の主な仕事は、役員を車に乗せて送迎する、というものです。1人の役員専属で送迎を担当することが多く、ほかの運転手職より待機時間が長いのが特徴です。ただ、その時間何もしなくても良いわけではありません。次の目的地までのルート確認や車内清掃に加えて、ビジネスマナーや言葉遣いの勉強も欠かせません。また、接待ゴルフなどの送迎を担当することもあり、休日出勤が多いのも特徴です。
どうやったらなれる？
そんな役員運転手になる最も王道な方法は、求人への応募です。転職情報誌やサイトには、定期的に役員運転手の応募が掲載されます。その情報を探し、履歴書を提出し書類選考に通ったら面接を受け、晴れて合格できれば採用です。なお、採用にあたっては、運転免許は必須で、運転経験が豊富であると有利になります。特に、応募する企業のある地域で運転経験が多いと、地理情報に長けていると見なされ、プラス評価を期待できます。また、事故歴や違反歴の少なさも、しっかりチェックされる項目です。事故や違反をたびたび繰り返している人が採用されることはまずありません。
内部異動もありえる？！
雇われている企業の内部異動で、役員運転手を任されることもあります。特殊な仕事ゆえ、異動願いを出して就任することが多いものの、まれに企業の方針で任されることもゼロではありません。ただ、そのようなケースは、定年後企業に残って嘱託社員として働く人、ということが多いです。これは、それら人材は、業界の風習や常識を熟知し、礼儀作法に長けていることが多く安心感があるためです。
運転手の派遣業務には、企業の重役の運転手があります。未経験者でも応募することは可能です。重役を訪問先へ送迎したり、空港や駅まで送ることが主な業務です。