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	<title>ツキノワグマ事件簿</title>
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	<description>なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか？自然の変化を鋭く見つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学が送る新メッセージ</description>
	<pubDate>Sun, 05 Feb 2012 04:19:35 +0000</pubDate>
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		<title>ツキノワグマは味覚党</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/1166</link>
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		<pubDate>Sun, 05 Feb 2012 04:12:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>gaku</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ツキノワグマ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[
オイラの知人から、ツキノワグマの舌が届いた。
知り合いの猟師が仕留めたものをもらったそうだ。
「タン塩で食べると美味しいぞ！
そう言われてもらってきたけれど、気持ち悪くて食べられないのでgakuさんならと思って持ってき [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="143" rel="lightbox[1166]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/143.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1167" title="143" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/143-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" /></a></p>
<p>オイラの知人から、ツキノワグマの舌が届いた。<br />
知り合いの猟師が仕留めたものをもらったそうだ。<br />
「タン塩で食べると美味しいぞ！<br />
そう言われてもらってきたけれど、気持ち悪くて食べられないのでgakuさんならと思って持ってきたさぁー」<br />
そういって、冷凍になったツキノワグマの舌を渡してくれた。</p>
<p><a title="238" rel="lightbox[1166]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/238.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1168" title="238" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/238-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a></p>
<p>そういうことなら、何ごとも体験なので食べてみることにした。<br />
解凍をしてから輪切りにして、焼いてみた。<br />
しっかり焦げ目がつくくらいに焼いて、塩をちょんとつけて食べた。<br />
なかなかに、歯ざわりがよくて、「タン」の味がした。<br />
まあ、クマといわれなければ牛でも豚でも同じ食感でわからない。<br />
ツキノワグマだからといって、牛タンや豚タンで十分に「タン」の味は楽しめるのだから無理して食べるものでもないような気がした。</p>
<p><a title="334" rel="lightbox[1166]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/334.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1169" title="334" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/334-300x130.jpg" alt="" width="300" height="130" /></a></p>
<p>そんなツキノワグマの舌を、一応は写真に撮っておいた。<br />
そして、データを整理していてひとつの発見をした。<br />
なんと、舌の奥のほうにＶ字型に二重丸のような形をした「味覚」を測るらしきパーツが並んでいたからだ。<br />
舌には、「味蕾＝みらい」という器官があることは知っていた。<br />
この味蕾は、乳首のような突起だから小さなものがびっしりと舌全体にはある。<br />
しかし、今回発見したＶ字型の器官はそれよりかなり大きくて直径が3～6mmもある。<br />
センターのものがいちばん大きくそれを中心にして、あとは4個ずつＶ字に広がっていた。</p>
<p>どうやら、これは味覚の総元締めなのではないか、と思った。<br />
が、しかし、このような器官がツキノワグマの舌にあることはこれまでまったく知らなかったことである。<br />
こうして、ツキノワグマの舌がオイラの手元に回ってこなければ気づかないことだった。<br />
しかも、オイラは、写真を「一応撮っただけ」で舌の表面を確かめることなく切り刻んでしまった。<br />
それを、後に写真を調べてみて知った次第。<br />
はじめっから、このようなことが分かっていれば、興味深くもっと解剖でもして調べたであろう。</p>
<p><a title="428" rel="lightbox[1166]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/428.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1170" title="428" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/428-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a></p>
<p>とまあ、ツキノワグマの舌がこのような構造になっていることを発見しただけでも、またひとつ好奇心が湧いた。<br />
ツキノワグマは、相当に味覚には貪欲でいろんな「味」を楽しんでいるのではないのか、と思ったからだ。<br />
そう思ってみると、かなり広範囲にいろんな食物を食べていることにも合点がいく。<br />
ツキノワグマがドングリしか食べていないと考えている人たちには、こんな味蕾のことまで想像も及ぶまい。<br />
いろんなグルメを楽しみ、それぞれの味に目を細めているからこそこのように「味蕾」が発達しているのではないのか。<br />
いったいこの舌でどんなグルメをしてきたのだろうかと、ツキノワグマに聞けるものならば聞いてみたいものだ。</p>
<p>この発見で、オイラにはまたひとつツキノワグマを見る目が変わった。<br />
観念論だけでツキノワグマを語るのではなく、いろんなパーツにも目をとめ、その意味を探ることでより詳しくツキノワグマのことを知ることができると思うからだ。<br />
こうした好奇心だけは捨てることができないから、これからもいろんなところに目配りをしてツキノワグマ全体を見ていきたいと思う。</p>
<p>写真：<br />
1）樹上でアリでも舐めたのだろうか、舌をだす貴重な写真が撮れた。<br />
2）ツキノワグマの舌。囲みの部分に総元締めともいえる味蕾の親分がみえる。<br />
3）矢印の部分が特別変わった味覚器官。<br />
4）タンは、しっかり焼いたほうが味があって美味しかった。</p>
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		<item>
		<title>「くくりわな」とツキノワグマ</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/1143</link>
		<comments>http://tukinowaguma.net/archives/1143#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 30 Jan 2012 03:32:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>gaku</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ツキノワグマ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[
昨年の秋のことだった。
知り合いの農家へ出かけたら、こんな話しを聞かせてくれた。
「ウチの裏山で、シカの有害駆除用の「くくりわな」にクマがかかったらしい。あまりにも暴れて危険だったので、その場で射殺したそうだ。
くくり [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="142" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/142.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1144" title="142" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/142-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" /></a></p>
<p>昨年の秋のことだった。<br />
知り合いの農家へ出かけたら、こんな話しを聞かせてくれた。</p>
<p>「ウチの裏山で、シカの有害駆除用の「くくりわな」にクマがかかったらしい。あまりにも暴れて危険だったので、その場で射殺したそうだ。<br />
くくりわなにかかって暴れていたのを放獣だなんていって放されても、手負いになってしまったクマだから、ここに暮らしている俺たち家族が不安の日々を送らなければならないのでいい判断だったと思う。<br />
しかし、いつ誰がくくりわなを仕掛けたんだろう？<br />
シカがあまりにも増えているから、これからも、こういうことが続くのだろうな？」</p>
<p>そういえば、これとまったく同じ話を昨夏にも3ｋｍほど南にいった集落で、聞いた。<br />
このときは、親子熊で母親が「くくりわな」にかかっていたそうだ。<br />
母熊を射殺して、子熊は現場に放置して独り立ちを願った、とのことだった。</p>
<p><a title="237" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/237.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1145" title="237" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/237-300x99.jpg" alt="" width="300" height="99" /></a></p>
<p>ニホンジカの激増で、今日ではどこもその対策に追われている。<br />
農家も、自治体も、シカにはほとほと困り果てているのだ。<br />
そこで、有害駆除をするにもハンターの銃器では限界もあり、「くくりわな」の使用が緩和されてきた。<br />
このため、膨大な数のくくりわなが山野に仕掛けられるようになってきている。<br />
その結果、シカ捕獲には一定の効果が出てきているのかもしれないが、この罠にツキノワグマがかかってしまうことも多いのだ。</p>
<p><a title="333" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/333.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1146" title="333" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/333-300x200.jpg" alt="" width="300" height="200" /></a></p>
<p>「くくりわな」は、けもの道に仕掛けるのだから、目的はシカでもあらゆる動物たちが錯誤捕獲をされる可能性はある。<br />
草食獣も肉食獣も、そして、強い動物も弱い動物も等しく同じけもの道を利用するから、ツキノワグマも例外ではない。<br />
このことは、４０年も前から「けもの道」という写真集を出して日本の野生動物たちの行動を追ってきているオイラだから、とっくに知っていた。<br />
無人撮影ロボットカメラは、海に仕掛けてある定置網とまさに一緒なのでそこにやってきた魚たちはみんな網にかかってしまうのと同じだからである。</p>
<p><a title="427" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/427.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1152" title="427" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/427-300x246.jpg" alt="" width="300" height="246" /></a></p>
<p><a title="5e38080" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/5e38080.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1148" title="5e38080" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/5e38080-237x300.jpg" alt="" width="237" height="300" /></a></p>
<p>その事実を示すように、ツキノワグマが「くくりわな」にかかってしまうことが長野県下では激増しはじめている。<br />
その新聞紙面がここにあるが、この数字は一部オモテにあがってきたものだけである。<br />
現場判断で内密に殺処分されてしまうツキノワグマの数は、ここには絶対に表れてはこないからだ。<br />
現実に冒頭で聞いたハナシも、オモテには出てこない「うわさ」をオイラもたまたま聞いてしまったまでである。<br />
このような「くくりわな」でのツキノワグマの錯誤捕獲が続き、今後もますます「罠」の使用が緩和されていくと、野生動物の習性を知らないままシロウトがくくりわなを安易に使う機会が増えるので、クマによる人身事故も含めていろんな危険性もでてくることは間違いない。<br />
そして、現場での判断でツキノワグマが内密で殺されていくのだから、今後のツキノワグマ生息数把握に支障をきたすことも容易に見えてくる。</p>
<p><a title="66" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/66.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1149" title="66" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/66-223x300.jpg" alt="" width="223" height="300" /></a></p>
<p>そのためにも、ツキノワグマはいったい何頭いるのか、そして、何頭以下になれば「絶滅」するのか。<br />
そうした基本的な調査をしようとする発想力も技術開発もないまま、安易に「くくりわな」使用が激増してくれば、今後ツキノワグマの正確な生息数がまったくみえてこなくなってしまう。<br />
オイラは、いまからそのことを危惧している。</p>
<p><a title="73" rel="lightbox[1143]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/73.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1150" title="73" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/73-225x300.jpg" alt="" width="225" height="300" /></a></p>
<p>写真：</p>
<p>1）ツキノワグマが歩いてきたこの「けもの道」は、カモシカもイノシシもキツネもタヌキも利用していた。<br />
この現場にくくりわなを仕掛ければ、そのすべてが捕獲できてしまう。</p>
<p>2）「罠」を仕掛けてあることがこのように明示されていればいいが、まったくの無表示なもののほうが多い。そのような罠にツキノワグマが捕らえられていて山菜取りやハイカーが知らないまま不用意に近づけば、大変な事故になるだろう。</p>
<p>3）こんな足なので、ツキノワグマは「くくりわな」にかかりやすい。</p>
<p>4）だれでもが設置できる規制緩和のサインがこの記事からでも読みとれる。</p>
<p>5）ツキノワグマの錯誤捕獲の数字が表記されているが、このような数字の何倍以上もの数が闇に潜んでいることを想像するべきだろう。</p>
<p>6）「くくりわな」は、人間の靴と比較してみても直径が大きいのでツキノワグマなんてカンタンに捕獲できてしまう。タヌキのような小さな動物なら、２本同時に足をとられることもあるだろう。</p>
<p>7）長野県下のツキノワグマ推定生息数が発表された。１０年前と比べているが、１０年前の調査方法が完璧だったのか、はなはだ疑問も残る。今回のこの数字もツキノワグマが少ないことを前提としているが、この数字は今後の追跡材料になるので、将来の調査方法の精度そのものが見ものである。と、同時に調査方法の発想次第で個体数なんていくらでも転ぶことを物語っている。<br />
しかも、オイラはこれまでずっとツキノワグマは増えていると言ってきたのに、１０年前から「８割」増ということは「激増」ではないか。それなのに長野県関係者はオイラの意見に対して、荒唐無稽として無視しつづけてきたところも面白い。また、当ブログに対して「クマは絶滅する」と信じているヒトたちの反対意見カキコミなどを読み返してみても、面白すぎる。</p>
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		<item>
		<title>九州「祖母山」のツキノワグマ</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/1119</link>
		<comments>http://tukinowaguma.net/archives/1119#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 24 Jan 2012 00:47:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>gaku</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ツキノワグマ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[
昨年（２０１１年）の暮れに、九州の祖母山周辺を歩いてきた。
秋に、ツキノワグマが目撃されたらしいというニュースがあったから、自分の目で環境だけでも見てみたかったからだ。
こうして、オイラがわざわざ九州まで出かけるのも、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="141" rel="lightbox[1119]" href="../wp-content/uploads/141.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1121" title="141" src="../wp-content/uploads/141-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
昨年（２０１１年）の暮れに、九州の祖母山周辺を歩いてきた。<br />
秋に、ツキノワグマが目撃されたらしいというニュースがあったから、自分の目で環境だけでも見てみたかったからだ。<br />
こうして、オイラがわざわざ九州まで出かけるのも、目撃情報を１００パーセント信じれなかったこともあるが、もしかしたらツキノワグマが生息しているのではないかといった半信半疑の気持ちを確かめるためでもあった。<br />
オイラは祖母山そのものを知らないし、とにかく、現場環境を自分なりに見ることで気持ちをすっきりさせたかった。<br />
ちょうど、九州に講演があったものだから、ならばこの機会に現地を訪れてしまおうと考えたのである。</p>
<p><a title="236" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/236.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1122" title="236" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/236-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a></p>
<p>いや、祖母山は想像以上に険しい山だった。<br />
裾野は広く、急峻なのである。<br />
山のカンジは、長野県でいえば「伊那山脈」にそっくりだった。<br />
伊那山脈は、長野県の伊那から静岡県の浜松方面まで、中央構造線沿いに南北１００ｋｍほどある。最高峰は２０００ｍ余だけど、広く険しく、ツキノワグマをはじめとする野生動物の宝庫でもある。<br />
祖母山は、そんな山容にそっくりだったのである。<br />
なので、山容だけをみれば、ツキノワグマがそこかしこにいるのではないかと錯覚してしまいそうだった。<br />
しかし、祖母山がこれだけいい山でも、ツキノワグマの生息はオイラにとっても五分五分といえた。</p>
<p>もちろん、オイラが現地に暮らしていれば、これまでの経験から２年もあればツキノワグマの答えは出せると思った。<br />
オイラなら、まず稜線の登山道に無人撮影ロボットカメラを設置して、最低でも２年間は毎日稼動させるであろう。<br />
そして、谷や腹にも同じく無人撮影ロボットカメラを設置して、あとは「クマクール」も何カ所かに展開すれば、そこにツキノワグマが生息していれば確実に尻尾がつかめると考えた。<br />
しかし、オイラが身銭をきって九州まで出かけていって、ツキノワグマの存在を確認する意味合いというものはみあたらない。</p>
<p><a title="332" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/332.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1123" title="332" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/332-300x64.jpg" alt="" width="300" height="64" /></a><br />
（いたるところに、クマ情報の看板が目についた）</p>
<p>１０月に目撃情報がニュースになったときは全国的にかなりの関心が高まったのだから、もし、ツキノワグマの撮影に成功すればビックニュースとなって撮影者は一躍「時の人」になるにちがいない。<br />
ここは、ぜひ、地元九州に住んでいるプロカメラマンがぜひやらなければならないことだろう。<br />
九州で動物カメラマンを自称している「プロ」は何人かいるのだから、まさに面目躍如である。<br />
ここは、ぜひ地元の人たちに頑張ってもらいたい、と思った。</p>
<p><a title="425" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/425.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1124" title="425" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/425-199x300.jpg" alt="" width="199" height="300" /></a><br />
このような道路と山のカンジは、伊那山脈にそっくりの地形だった。</p>
<p><a title="511" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/511.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1125" title="511" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/511-199x300.jpg" alt="" width="199" height="300" /></a><br />
クマ情報を求める看板がいたるところにあったが、「待ち」の姿勢ではちっとも前へは進まないと思う。</p>
<p><a title="65" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/65.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1126" title="65" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/65-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
中腹の杉林の下ばえ環境も、ツキノワグマ生息環境にはぴったりだった。</p>
<p><a title="72" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/72.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1127" title="72" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/72-199x300.jpg" alt="" width="199" height="300" /></a><br />
このような渓流沿いにも、足跡などの痕跡があるのかもしれない。</p>
<p><a title="81" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/81.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1128" title="81" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/81-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
傾山までの林道も、どこにクマがいてもおかしくない環境だった。</p>
<p><a title="9" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/9.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1129" title="9" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/9-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
傾山も裾野は険しく深かった。</p>
<p><a title="10" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/10.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1130" title="10" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/10-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
いいクヌギ林があったので、双眼鏡とスコープで痕跡がないかと舐めてはみたけれど。</p>
<p><a title="20111210dsc_0763" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/20111210dsc_0763.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1137" title="20111210dsc_0763" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/20111210dsc_0763-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
峠道は意外に狭かったが、大分県側が険しかった。</p>
<p><a title="1210" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/1210.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1132" title="1210" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/1210-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
山麓にも、すこぶるいい環境がみられた。</p>
<p><a title="1310" rel="lightbox[1119]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/1310.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1133" title="1310" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/1310-300x199.jpg" alt="" width="300" height="199" /></a><br />
祖母山では、カモシカがどうやらシンボルのようだった。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>第１回　クマサミット</title>
		<link>http://tukinowaguma.net/archives/1116</link>
		<comments>http://tukinowaguma.net/archives/1116#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 09 Dec 2011 01:56:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>gaku</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ツキノワグマ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[
１２月１６日に、岡山県美作市で、全国クマサミットが開催される。
写真家からの「課題提案」ということでオイラも発言させてもらえることになったので、写真など７０枚ほどを持ち込みたいと思っている。
シンポジウムとかサミットと [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="viewerjpg" rel="lightbox[1116]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/viewerjpg.png"><img class="alignnone size-medium wp-image-1117" title="viewerjpg" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/viewerjpg.png" alt="" width="138" height="195" /></a><br />
１２月１６日に、岡山県美作市で、全国クマサミットが開催される。<br />
写真家からの「課題提案」ということでオイラも発言させてもらえることになったので、写真など７０枚ほどを持ち込みたいと思っている。<br />
シンポジウムとかサミットとか、このような催しにはほとんど興味のないオイラだけど、今回だけは提言というかたちで壇上に立たせてもらえることになったので出かけることにした。<br />
写真家としての超発想転換からの視点でツキノワグマに迫りたいと思っている。<br />
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</p>
<p>第1回　全国クマサミット</p>
<p>と　き    平成23年12月16日金10時～17時</p>
<p>ところ   美作文化センター<br />
〒707-0062<br />
岡山県美作市湯郷826－4<br />
電話0868－72－3577</p>
<p>申し込み先<br />
クマサミット実行委員会事務局 0868-72-6631</p>
<p>参加費●無料（団体について資料代5,000円）</p>
<p>主催：美作市、<br />
全国クマサミット実行委員会<br />
後援：環境省中国四国地方環境事務所、岡山県</p>
<p>第1部 講演<br />
第2部 シンポジウム<br />
基調講演／宮脇　昭<br />
①クマの生態／大井　徹森林総合研究所　鳥獣生態研究室長<br />
②小規模集落の現実／井原友建　地域再生研究センター研究員<br />
③課題提案／宮崎　学　写真家</p>
<p>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br />
注）<br />
チラシの写真（動物園のヒグマ）やデザインにはボクは一切タッチしていませんのでご了承ください。</p>
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		<title>九州のツキノワグマ</title>
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		<pubDate>Sun, 27 Nov 2011 02:11:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>gaku</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[ツキノワグマ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[
２０１１年１０月２４日。
九州の祖母山でツキノワグマの目撃情報があった、と新聞報道された。
はたして、信憑性はいかに！？
新聞報道によれば、
「１０月２４日の朝６時ころ、祖母山を縦走していた女性が１、５ｍほどのツキノワ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="201107301949dsc_55471" rel="lightbox[1109]" href="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/201107301949dsc_55471.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-1111" title="201107301949dsc_55471" src="http://tukinowaguma.net/wp-content/uploads/201107301949dsc_55471-199x300.jpg" alt="" width="199" height="300" /></a></p>
<p>２０１１年１０月２４日。<br />
九州の祖母山でツキノワグマの目撃情報があった、と新聞報道された。<br />
はたして、信憑性はいかに！？</p>
<p>新聞報道によれば、<br />
「１０月２４日の朝６時ころ、祖母山を縦走していた女性が１、５ｍほどのツキノワグマらしき動物に５ｍほどの距離で出会ったそうだ。<br />
驚いた女性は笛を吹くと、その動物は二本足で立ち上がって逃げていった」、という。<br />
そのあと、吼え声も聞いた、とか。</p>
<p>この報道に、地域の猟友会はカモシカの誤認ではないか、と唱える。<br />
９９、９パーセント、ツキノワグマではなく、ニホンカモシカなのだ、と。</p>
<p>たしかに、カモシカでもツキノワグマとまちがえるほどに真っ黒い毛並みをしたものがいる。<br />
そして、登山道など至近距離で人間と対面してしまえば、カモシカも後ろの二本足だけで立ち上がって方向転換をする。<br />
このとき、驚いたカモシカはかなり大きな声で「フシャー　フシャー　…　」っと、啼くこともある。<br />
なので、野生動物の識別に詳しくない女性なら、カモシカをツキノワグマと間違えてしまってもおかしくないのである。<br />
そんなカモシカとの出会いを何回も重ねているオイラだから、ここはやはり「カモシカ」だったのではないか、と思ってしまう。<br />
しかし、残りの０、１パーセントはツキノワグマかもしれない、という疑問も残る。</p>
<p>これに対して、地元の専門家は「目撃状況からツキノワグマに間違いないのではないか」、といっている。<br />
９９．９パーセントの確率でツキノワグマかもしれないが、０、１パーセントはニホンカモシカかもしれない。<br />
いずれにしても、出会った女性が判定のできるような写真を一枚でも持っていれば一気に解決するのだろうが、どうやら再びまた九州の「クマ」情報は消化不良のままうやむやになってしまいそうだ。</p>
<p>とまあ、このような何とも具体性に欠けるツキノワグマ情報が九州からは過去何回も続いている。<br />
やはり、ここは地元の人たちに確実な写真などを撮影して公表してもらいたいものだ、と思う。<br />
九州にも、動物写真家を自認している人たちが何人かはいるハズだろうから、そこはしっかり奮起してもらいたいものだ。<br />
もっとも、オイラはいろんな野生動物の写真を撮ってきて思うことだが、ツキノワグマならクマだけを考えていたのでは絶対に撮影ができないと思っている。<br />
ツキノワグマを語るには、その地域に暮らす野生動物のすべてをきっちり語れなければ、「ツキノワグマ」も見えてこないからである。<br />
九州でツキノワグマだけを撮影しようと思えばおもうほど、ツキノワグマは見えてはこないだろう。<br />
そのまえに、九州の山地でいろんな「仕掛け」をして、ツキノワグマの尻尾を確実につかむことからはじめなければならないからだ。</p>
<p>このように、九州でのツキノワグマ報道があった直後、オイラの「ツキノワグマ事件簿」は一日に１万件を突破するアクセスがあった。<br />
それだけ、日本中が「九州のクマ」に注目しているのだろう。<br />
地元にオイラが暮らしていれば、どんどん積極的にツキノワグマをあぶりだしてみる、と思う。<br />
そこで、近いうちに出かけていって１年以上有効な「仕掛け」をして、なるべく現地に行く調査回数を減らしながら結果を探ってみたいと考えている。<br />
長野県から、遠い九州まで身銭を切ってなんでオイラが行かなければならないのかと思うが、これも写真家としての自分のスキルを試すだけ、なのである。</p>
<p>写真：二本足で立ち上がるツキノワグマだが、カモシカもここまで直立はしないでも似たように立ち上がって方向転換をする。</p>
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