自分の希望に合わせて休日や勤務時間を決められる
派遣の秘書は、正社員と違って長期にわたり同じ職場で働けないものの、派遣先と相談をしながら休日や勤務時間を希望通りに決められると言ったメリットがあります。特に、ワークライフバランスの考えが浸透している企業においては、秘書の残業時間が短くなっており、週に数日から働くことも可能です。最近では、電話受付や来客の応対、事務作業などのスキルに長けた派遣の秘書を好待遇で迎え入れる企業も増えているため、正社員にこだわりが無ければ派遣の求人を積極的にチェックしてみると良いでしょう。また、大手企業で派遣の秘書として働く際は、多忙な重役に対応するため早朝や夜間の業務を任されることもあります。そこで、変則的な時間の勤務があるか求職中に派遣会社を通じて確認を取ることが大事です。
経験を積んで正社員を目指したい人におすすめ
正社員の秘書として就職するには、採用時点で秘書業務の数年の実務経験や、仕事上で役立つ資格の取得が条件となることがあります。そのため、初めから正社員になるのが難しい人は、派遣の秘書として有名企業で経験を積んだり、働きながら簿記や秘書検定などの資格取得にチャレンジをしたりするのがおすすめです。派遣の秘書は補助的な業務が中心となるため未経験でも採用されやすく、派遣先によっては勤務を始める前に研修が行われることもあります。経営状態が良い企業では、勤務態度や上司からの評価が良い派遣の秘書の正社員登用が行われることがあり、より安定した待遇で働き続けることも可能です。
秘書の派遣業務は、派遣先の上司のスケジュール管理や来訪者の接客を行います。会議の設定を行って、議事録を取ることもあります。